ブレッド & バター・シャルドネ
【Bread & Butter Chardonnay / カリフォルニア】
カリフォルニアのカルトワインの生産に携わっていた醸造家が2013年に設立したワイナリーで作られています。若いワイナリーながらも注目度は当時から非常に高く、2015年にオバマ大統領主催のTPP(環太平洋パートナーシップ)会合におけるランチ・ミーティングにて「ブレッド&バターワイナリー・シャルドネ 2012年」がオンリストされました。ほぼ無名のワインでありながら、その品質の高さが認められ一躍有名になったワインです。
【ワイナリー名の由来】
印象的なワイナリー名には、2つの意味を含んでいます。1つはワインのスタイルを表しており、「ブレッド」は樽熟成による香ばしさ、「バター」はマロラクティック発酵によるクリーミーな風味を表現しています。2つ目はワイン造りへの想いを表すもの。英語の「Bread & Butter」には、”生活必需品”や”人生に欠かせないもの”といった意味があり、人々にとってそのような存在のワインを作りたいという信念が込めれられています。
【テイスティング・ノート & ペアリング】
バニラビーンズ、アーモンドの皮などの豊かな趣があり、クレーム・ブリュレを思わせる香り。口に含むと柔らかなミネラル感、ほのかな樽感が感じ取れ、舌の上で溶けていくようです。焦がしバターのような香りは、樽を普通より強く焼いている樽香です。バターのソースで和えた魚介料理、ベイクド・チキン、クリーム系のパスタやスープ、カボチャ、冬野菜とのペアリングがフィットします。