赤ワイン / Red Wine
赤ワインを造るには必ず黒ブドウを使い、皮や種ごと発酵させます。果皮に赤い色素が含まれているためワインの色を赤くし、種に含まれるタンニンという成分により渋味が出ます。味わいのキーは「渋み」です。渋みが強い赤ワインには、脂がしっかりある食材にデミグラスソースなどのソースで仕上げた料理に、渋みが控えめな赤ワインには、脂肪分の少ない肉(例えば鶏肉)や赤身の魚(マグロなど)を素材とした料理に合います。
白ワイン / White Wine
白ワインは白ブドウのみならず、黒ブドウからも造ることが出来ます。白ワインは果皮を取り除いて果汁だけで発酵させるため、色は薄く透明なものとなります。味わいのキーは「酸味」です。酸味が軽めの白ワインには、レモン、カボス、酢などでサッパリ仕上げた料理(カルパッチョなど)に、酸味がマイルドな白ワインには生クリームやバターを素材とした料理(クリームパスタや鮭のムニエル)に合います。
ロゼワイン / Rose Wine
ロゼはフランス語で「バラ色、ピンク色」の意味です。見た目が華やかなことから、パーティー等で飲まれることが多く、料理にも合わせやすいです。赤ワインは黒ブドウの皮の成分「タンニン」の渋み感じられ、白ワインはブドウの皮を除いて造られるので果汁の果実味や酸味が特徴として表れます。一方、ロゼは赤ワインほどタンニンがなく、白ワインのようなフルーティさと酸味を持ち合わせているバランスの取れた味わいとなります。
スパークリングワイン / Sparkling Wine
スパークリングワインとは発泡性ワイン(フランスのシャンパン、イタリアのスプマンテ、スペインのカヴァ)の総称です。シャンパンとスパークリングワインは混同されがちですが、シャンパンはスパークリングワインの一種。スパークリングワインは泡が重要とされ、泡粒が小さければ小さいほど高品質となります。シャンパンの製造には保管場所、時間、手間がかかりコストが上がるので一般的なスパークリングワインよりも高価です。